川北こどもの夢小中学校とは
こどもを信じる学校
こどもとつくる学校
いつも行きたい学校
私たちがつくろうとしている学校の、基本方針です。
モデル校は、30年の歴史をもつ和歌山県の「きのくに子どもの村学園」。
まずは子どもをしあわせにしよう。
すべてはそのあとに続く。
ーA.S.Neill
この言葉に立ち返りながら、
一つ一つ積み上げていきます。
川北こどもの夢小中学校は、こんな学校です。
体験学習が中心
学年ごとではなく「プロジェクト」と呼ぶ活動でクラスが分かれます。料理、もの作り、演劇、農業…子ども自身がクラスを決めます。プロジェクトを形にするために何が必要かを考え、探り、学びます。必要だから、知りたいから、そのための「ことば」や「かず」の基礎学習もやります。生きる力をつける体験学習を中心に楽しく学びます。
先生がいない テストがない
宿題がない 通信簿がない
この学校にいる大人は「先生」ではありません。「指導」はしません。でも、子ども自身がやると決めたことを応援し、一緒に考え、最大限の支援をします。控えめに。そしてこの学校には、点数をつけた通信簿はありません。子ども一人ひとりが、自分らしく生きていくために学ぶ中で、点数をつける必要は無いと考えています。
大人も子どもも同じ一票
学校内のことはすべて、全体ミーティングで決めます。議長は子どもが務めます。票決をするときは、大人も子どもも同じ一票です。「校長」であっても、優遇されません。けれど、決まったことは絶対ではありません。常に変わっていくことを、受け入れる学校でありたいと思います。
保・小・中の連携
どんなに小さくても、生きていく中で、日々たくさんのことを学んでいます。学校に入学してからが勉強の始まりではありません。保育所・小学校・中学校という、心も体も成長が著しいこの時期に、自分なりの軸をつくる子どもたちを、見守りたいと考えています。大地に根をはり、少しずつ伸びていく大木のように、途切れなく。そのために、同じ教育方針の保育所がすでにあります。
農林業とつながる学び
農業も林業も、暮らしを支えるねっことなるもの。お米をつくり、季節の野菜を育て、裏山の木を切り出して整備する。目の前にある自然の豊かさと厳しさを全身で感じながら、自分たちの手で一からつくり出す喜びを、この学校では大切にしたいと考えています。
地域とつながる学び
この学校は、令和3年に休校になった校舎を活用します。地域の人たちのボランティアで支えられ、子どもたちを見守る文化が受け継がれています。
つくりたいのは、その温もりを子どもたちが肌で感じ、地域の人たちが、子どもたちに会いに来たくなる学校です。
《校章について》
校章は、広島市立大学教授 納島正弘さんがデザインしてくださいました。
校章コンセプト.pdf (0.61MB)
《パンフレットについて》
パンフレット2024.9.pdf (4.32MB)
パンフレット送付をご希望の方は、必要部数をご連絡ください。
ご興味をお持ちの方々へお配りくださると嬉しいです。