大人の学び舎
《子どもから学ぶ》をテーマに、2025 年に「川北こどもの夢小学校」開校に向けて、子どもとのかかわり方や 子どもが育つ環境について大人が学ぶ場を、継続して設けていきます。
それが「大人の学び舎」です。
「大人の学び舎 2023秋」は、終了しました。
今後については、決まり次第、こちらでお知らせいたします。
▷▷ 以下は、終了した過去の様子です(2023年)。
大人の学び舎 2023年秋
①ホームスクーリング経験者TOKIさんと考える「いつも行きたい学校」 ▷報告Facebookページ
《TOKIさんプロフィール》
広島県三次市在住の、シンガーソングライター。
1993年、アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、幼少期よりシェアハウス生活。
加えて、学校に通わない家庭教育「ホームスクーリング」で学ぶなど、オルタナティブな環境で育つ。
旅が歌作りの土台となっており、インドでの原爆展開催、日本縦断・アメリカ横断ヒッチハイクを経験。
西日本豪雨災害のチャリティプロジェクト“IKIMASU ROCK JAPAN”、シェアハウスの運営、福島やその周辺地域の子どもたちを大自然へに連れて行く「ふくしまっ子チャレンジスクール」に携わる等、老若男女問わず人とのつながりを深める活動を複合的に展開している。
▼ホームページ
学校のみに頼らず家庭を拠点に学ぶ「ホームスクーリング」という、ちょっと変わった方法で学んでこられたTOKIさん。
その学びの方法、家庭の様子、振り返って感じることなど、本音を語っていただきます。
また、そんなTOKIさんは「学校」という場所をどう見ていらっしゃるのか。
・ホームスクーリングと一般の学校の違い
・この新しい学校にお子さんの入学を検討されている理由
・自主的な学びのあり方について
・バーチャルやリモートではないリアルな体験学習の大切さ
・教育現場が地域とのつながりを作るには
などなど、伺いたいこと、お話したいことは、盛りだくさん!
TOKIさんの視点を交えながら、私たちが目指す新しい学校の理念の1つ「いつも行きたい学校」とはどんな学校なのか、一緒に考えていきたいと思います。
参加者の皆さんからも質問が飛び交う、ざっくばらんなディスカッション形式で、進めていきます。
《日時》2023年10月28日(土) 13時~16時
《場所》旧川北小学校近くの集会所(矢ノ原集会所)
庄原市川北町1251
②長野に教育移住した元教員&軽井沢風越学園保護者 中楯さんと語る「新しい学校と地域の伸びしろ」 ▷報告Facebookページ
《中楯さんプロフィール》
元東京都小学校教諭。公立小学校の教員として「楽しい思い出と確かな自信を!」をモットーに19年間勤務。長野県への教育移住を機に独立し、〔自分軸〕メンタルコーチとして活動。
まずは「教師」自身が自分を大切に思えるように〔自分軸〕づくりプログラムを実施。
「自分を大切にする教育から、他人(ひと)を大切にする社会を共創造する」ことをミッションに掲げ、多方面で教育環境のアップデートに注力。
株式会社steAm
一社「日本メンタルファウンデーション・コーチ協会」認定コーチ
Benesse「みらいキャンパス」講師
NPO法人「共育の杜」理事
一社「日本セルフエスティーム普及協会」認定トレーナー
一社「社会創発塾」萩・松下村塾プロジェクト立ち上げメンバー
「社会共創プラットフォーム」運営事務局
「Well-Being共育」実践家
元教員、メンタルコーチ、夫、お父さんという、様々な役割を担う中で、東京から教育先進県である長野に教育移住をされた中楯さん。
・教育の現場で感じられたこと
・なぜ独立を決心されたのか
・子どもさんが学ぶ場として風越学園を選ばれた理由
・教育移住って、大変?ポイントは?
・これからの学校教育への展望
・新しい学びがもたらす周りの大人や地域への影響とのびしろ
など、過去、今、これからをじっくりと語っていただき、ご参加の皆さんと一緒に、ディスカッションしていきたいと思います。
《日時》2023年11月19日(日) 13時~16時
《場所》旧川北小学校 庄原市川北町1148
③きのくにの本音を聞こう!卒業生と保護者とのおしゃべり会 ▷ 報告Facebookページ
《ゲストのご紹介》
たまをさん:小学4年から高専まできのくに寮生。大学進学後、自主的に学んできたプログラミングスキルを活かして「実験と革新」をテーマにした企業に従事予定。リアルなきのくに体験を話します!
じぇいさん:卒業生の保護者。東日本大震災を機に、きのくにの教育方針に関心をもち横浜から大阪へ移住。寮生としてきのくにに通い卒業した息子や学校のこと、家族の変化などを保護者視点で話します!
まっきーさん:小学3年生きのくに通学生の保護者。子どもが未就学の時に発した「なんで大人が決めるのか?」という言葉からきのくにを子どもが通う小学校の選択肢に。
通学を選んだ子どもの様子や学校のことを、共有します!
「子どもがまんなか」という学びを30年実践し続け、私たちのモデル校である「きのくに子どもの村学園」。
そのリアルを知るには、リアルを経験されている・された方々に聞くのが一番!
ということで、3人のゲストをお迎えします。
・リアルに振り返る、きのくに生活!
・卒業し、客観的に見るきのくにとは?
・お子さんが通っている・いた時のエピソード
・これからきのくには、どうなっていくと思う?
・川北こどもの夢小学校へ、自由にアドバイス。
など、ここだけの話満載で、ご参加の皆さんと一緒に質問が飛び交う場にしていきたいと思います。
《日時》2023年12月17日(日) 13時~16時
《場所》旧川北小学校 庄原市川北町1148
大人の学び舎 2023年春夏 「サマースクールをやってみよう!」
幼児教育の専門家と自然活動指導者の方々のお話からエッセンスを学び、子どもとのかかわり方の実践の場としてして、3泊4日のサマースクールを開催します。
勉強会①②は、自由学校へのご興味のある/なしに関わらず「子ともの幸せ・学び」とは何かを共に考え、楽 しく学んでみたい方はお気軽にご参加ください。
サマースクールに関わりたい方・ホランティアスタッフご希望の方は、勉強会③、スタッフ研修合宿④、サマースクール本番⑤へお進みください。
《日程》
【勉強会①】
4月16日(日)13:00~16:00「子どもの自由な学びとは① 〜理解は驚きにはじまる〜」
講師:仲渡尚史さん(幼児教育の専門家)
プロフィール:1964年生、広島出身。森のようちえんスタッフ。大学講師。
学生時代にフランスの「フレネ学校」の実践に出会い、育ちとは何か、学びとはどんな瞬間に起きるのかを考えてきた。その中で、実践の場として週刊少年ジャンプでビデオゲームを担当したり、大学・中学・高校・学童保育・保育所・こども園などの教職員、5つのチルドレンズミュージアム設立運営、3つの学び場の設立などに関わる。
概要:「子ども」とはどういう存在なのでしょうか?子どもの学びを考える上で、幼児教育、小学校、中学校、高校とそれぞれの年代に応じた学びが大事です。幼児教育では一人一人それぞれの発達/成長/特性に応じた学びの環境を整え、繰り返しの生活の中で土台をつくっていきます。勉強会の第1回目では、「驚き」から「理解」を深めていく子ども達の「学び」について一緒に考えてみませんか?
参加費:無料
場所:旧川北小学校(広島県庄原市川北町1148)
【勉強会②】 ▷ 勉強会②報告Facebookページ
5月13日(土)13:00~16:00「子どもの自由な学びとは② ~子ども行動を心の表現として理解する~」
講師:関口道彦さん(幼児教育の専門家)
プロフィール:北海道札幌市出身。広島大学大学院で心理学を学んだ後、広島大学附属幼稚園(森のようちえん)で12年間勤務。2023年4月より、認定こども園さざなみの森で勤務。遊びの「ノリ」を大切にした保育をしたいと考えている。
概要:どの年、どのクラスにも必ずと言っていいほどいる「たたかいごっこ」が好きな子どもたち。相手の同意を得る前に「たたかい」を始めてしまったり、何か別のことに夢中になっている子どもを「たたかい」に巻き込んでしまったりすることもあるので、厄介者扱いをされることもあるかもしれません。そんな「たたかいごっこ」がどんな役に立っているか、そこにどんな学びがあるかということを明らかにする…わけではありません。戦前生まれの心理学者で、60歳手前にして保育者になった津守眞氏の信条「子どもの行動を、心の表現として理解する。」そのスタンスを見習いながら、「たたかいごっこ」見てみたいと思います。
参加費:無料
場所:旧川北小学校(広島県庄原市川北町1148)
【勉強会③】 ▷ 勉強会の報告Facebookページ
6月17日(土)13:00~16:00「冒険遊び場の視点、サマースクールに向けて」
講師:寺本光児さん(自然体験活動指導者)
プロフィール:1987年生、広島出身。みやうち冒険あそび場と花見山森のあそび場の2つの冒険遊び場を通して、子どもの自由な遊びと学びの環境づくりに取り組む。ほしはら山のがっこうほか、県内各地の 子どもの体験活動やキャンプの活動に関わる。放課後児童支援員、自然体験活動指導者、写真家。
概要:冒険遊び場(プレーパーク)での「自由なあそび」の様子や、その環境を作り出す大人の考え方についてお話します。子どもの自然体験活動の考え方にもふれ、サマースクールで子どもたちに届けたい環境について考えます。団体キャンプを実施するうえで配慮するべき点などにも、ふれていきます。
参加費:無料
場所:旧川北小学校(広島県庄原市川北町1148)
【スタッフ研修合宿④】 ▷ 勉強会の報告Facebookページ
7月15日(土)~16日(日)サマースクールスタッフ研修合宿
講師:河野宏樹さん(自然体験活動指導者)、寺本光児さん
プロフィール:1974年生まれ、広島出身。静岡県にあるホールアース自然学校職員を経て、 2005年に教育事業の企画運営を専門に行なう事業所「環境教育事務所Leaf」を設立。現在は、学校、企業、自治体、公益法人等との協働を通じて 環境・平和・国際協力・まちづくり・福祉に関する教育事業や、 参加体験型学習のプログラム開発および指導者養成を行なっている。NPO法人これからの学びネットワーク理事、NPO法人ひろしまジン大学理事も兼務。
概要:サマースクールを実施するにあたり、実際の現場を知ることが大切です。リスクマネジメントの視点から危険箇所を確認し、どのように対処するかを考えながら、サマースクールで子どもたちに届けたい環境づくりについて考えます。現場で泊まってみる、現場を使ってみる、プログラムを体験してみるといった体験を実際にすることで、スタッフが安心して子どもたちを迎えられる準備をします。
参加費:3,000円 食費(昼夜朝3食)・保険代など
場所:旧川北小学校付近の施設
【サマースクール本番⑤】 ▷サマースクール報告Facebook
8月2日(水)~5日(土)3泊4日
子どもに自然体験を…というサマーキャンプではなく、川北こどもの夢小学校の理念をもとにしたサマースクールです。詳細は、これから地元の受け入れ体制の整備と共に、話し合っていきます。勉強会で学んだことをふまえ、できる限り子ども自身がやりたいことを決め、形にすることを大人が見守る3泊4日にしたいと考えています。
参加費:無料 食事付き
場所:旧川北小学校付近の施設